秋吉台 龍護峰へ、 原に出るまでの森 [山]
葉を落とした木の、
枝ぶりと残った葉が作るシルエットが楽しめる季節になった。
空の青と雲の白が作る背景が美しい。
濃い影のきっぱりとした線が、日差しの明るさを際立たせる。
薄い葉っぱが重なり合って作る影は、濃さにもいろいろあってたのしい。
暗い森の中で、どちらを向いても、木漏れ日を受けた葉の美しさが目につく
虫に食われた穴の形までがたのしい。
木を登った蔦のわずかな赤も、繁った緑の中では目を引く
この日は、光と影や、色合いや形の変化など、
この森の豊かさを存分に時間をかけて堪能した。
夫は、双眼鏡をのぞいていた。鳥の声も絶えず聞こえていた。
森の出口。ここから線をひいたように、まるで違う様子の世界へ出てゆく。
風が吹き渡る、光に満ちた原が開ける
2014-11-03 22:01
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