電線のツバメ [鳥]
どこかで早くに巣立った雛が、
団地内の電線にとまっているのを散歩中に見た。
巣立ったばかりのようで、
二羽の親ツバメが、一生懸命餌を運んでいた。
子供たちは、電線の上でただ待っていて、
親が近づくと 自分だ自分だとねだる
巣の中での様子とあまり変わらない。
壁の塗装をしなおした時、古巣が取り払われて、その後
来なかった我が家にも、今年は再び巣をかけて、
今、親は餌運びに大忙しの時だ。
初めは小さかった声が、日ましに大きくなって来た。
親が餌をくわえて戻ってきた時、 競って餌をねだる雛の声が、
朝から夕方まで賑やかだ。
一日中間欠的に響くその大きな声に慣れて、
見ていなくても、その活気を喜んでいると、
ある日突然静かになるのが、ツバメの巣立ちだ。
急に寂しくなるが、今度は近くの電線を見てみようと思う。
2015-06-17 21:28
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