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スズメ 巣立ちの朝  [鳥]

      この日は皆で秋吉台に行く事になっていました。

       スズメの親が揃って巣立ちを促していて、
          小スズメも、まさにその気になったように見えた瞬間がありました。
          そのことを告げた私の声で、
              子供たちが急いで窓辺に寄ってきたので、
         親は警戒して飛び立ち、小スズメはひっこんでしまった、という時がありました。

      もう、巣立ちは時間の問題だと思いましたが、
             静かな留守中の事になるのだろうと思いました。

     
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 朝食の準備片づけや、出かける為の用意に忙しかったので、
         窓辺の椅子に陣取って何かしていたお婿さんに
        こういう鳴き声が交わされるのに気付いたら、
            シャッターを押してほしいとたのんでおきました。



       あとで、「 いい写真が撮れたよ。」
          と言っていましたが、私のカメラの設定が悪かったので、
          露出オーバーの写真ばかりでした。

            自動補正しました。




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          両足がでています。





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         両親とも餌を持ってきていません。
       双方が、出ておいでと促しているようです。

         二羽共に、なんと優しげな様子でしょう。

   
       もしかしたら、この時までにすでに巣立った子がいたのかもしれないと思います。
        前日競って顔を出していた二羽とは様子が違うように思えるのです。


       留守中巣箱は空になりました。     
  
       巣立った後は、急にさびしくなります。
            さびしいけれど、同時にほっともしています。       

       
       
        

スズメ 巣立ち直前。 [鳥]

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                 7月28日 

    子育て中は、虫を運ぶ方に熱心で、ご飯をねだることはまれでしたが、
      この朝は、ご飯をねだったのでまいてやりました。

     明け方からの雨で虫がとりにくかったのでしょうか。 
 
     しっぽが濡れていました。


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                7月29日  


     前日までとくらべると、巣穴からしっかり顔をのぞけるようになりました。
        前回の巣立ちを観察した様子からすると、
     今度の小スズメは悠長だなと思っていました。

    それで、いよいよ今日あたりかな、、と期待感が高まりました。




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     交代で首を出して餌をもらおうと口を開けてまっているのですが、
       この日ゆっくり見ていたおかげで、しょっちゅう顔を出す二羽ともう一羽は
       頬の模様などから、見分けがつくようになりました。

           見分けられると、もうその子らしさも何となく感じられます。





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      押し合いしながら顔を出す時も、キョロキョロ親が帰るのを待つ時も
       どの子もこうやって口を開けたままの時が多かったのです。
        
         顔をのぞけると、孫たちもシャッターを押したりしたので、
           この日はこうした写真がたくさんでした。

    




      それだけに、こうやって口をとじて、外をしっかり観察している時は、
         巣立ちに向けて、思慮深く判断しようとしている知性が感じられました。

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    親も周りを一生懸命観察しているように見える時がありました。

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    小スズメが身をのりだしているので、巣穴に捉まりにくくなった親は
     餌やりがたいへんそうでした。
     ホバリングしながら与えたりしていました。

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        こうやってつかまっても、ズルズルすべったりするのです。





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          すべりおちそうになって、おっとっと、と羽ばたくシーンも良く見られました。

          




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          この一連の写真は、親が滑るためなかなかうまく餌を口にいれてやれなかったのか、
          それとも、飛び立たせようと誘っていたのか良く分かりませんでした。
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            時々、こちらをまっすぐ見ているように思えることがありました。
            
               飛び立ちそうな場面が何度もあるのに、そうしないのは、
                まっすぐ自分たちの方へ向けられているレンズが気になるのだろうか
                  と思ったりもしました。




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        昼下がり、  
           ひたすら、餌を運ぶ親スズメも、
              ちょっと休んで、憩うているのだろうかと思える時があります。
          

        お昼前に孫立ちは、親がフラワーランドへ連れ出していました。

           レンズを覗きながら、こちらも共感を覚えたりしました。




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          それっ!  と掛け声かけたくなる瞬間が    
      この日、何度あったでしょう。





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           巣箱の中にいる限りは安全そうです。
                何度も何度も巣立ちそうな様子を見せた一日がおわろうとしていました。


      

スズメ 巣立ちは間近かな。 [鳥]

   全て7月26日の写真です。


 先日から、スズメの観察のために、
 庭に面したドアの手前に、望遠レンズを付けたカメラを三脚に据えています。

    
    なかなかレンズを覗く事はできませんが、 
    この日は朝から親が、餌をくわえて枝にじっと止まっているのも見ました。
  餌で誘い出そうとする頃になったのだ、
    もうじき雛が巣立ちそうだと、孫たちにも言ったので、
    雛が巣箱から顔をのぞかせているのを見ると、報告してくれたりします。
 

    
   シャッターを押していると、さっそく男の子が自分も撮らせてくれといいます。
 
        

    子供たちの父親のアドヴァイスを聞かずそれを許したおかげで、
    この日は写真を選ぶのが大変でした。
        
        
    
 一人に許したことは当然皆にやらせないといけません。
     
     
一番下の5歳女の子がレンズを覗いていた時
     パチパチパチパチとシャッター音が続けざまにするので、 
     同じようなたくさんの写真の中から選ぶのは大変なのだと説明すると、
     聞き分けよさそうな顔つきで、分かったとうなずきました。
     そしてほんの一呼吸間をあけると、もう一度シャッターを押してから、
     今のは前のと違っていたのだ、と説明してくれました。


  
   報告を受けても手が離せない時は、カメラの近くにいる大人に
   たのんでシャッターを押してもらいました。
    

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             運び込む虫がとても大きいのにびっくりしました。





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      虫を取って来ても直行しないで、枝の上で思案しているような様子です。





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        そして巣穴から餌をのぞけても、何となくジラしているようにもみえます。





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       ヒナはヒナで、待っている間も、あちこち眺めて
       外の世界を観察しています。






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         3枚しか載せていませんが、この時ヒナは熱心にあちこち見回していました。






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    あらっ?   巣箱の上にメジロが来てるよ、
    娘がいうので、カメラの側に座っていた夫にシャッターを押してもらった写真です。

    親は追わないよ。どうしてだろうね。
    
    そう不思議がるのは、他のスズメが近づくと、親は警戒音を出しながら、
    木から追い払ったりするからです。


 





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     あとで写真を見て、これは巣立って間もないメジロなのではないかと思いました。
      他に何枚かある写真を見ても、様子が幼いのです。


     娘はスズメの親が頭をかしげるようにしながら、首をのばして、
     メジロを覗いていた時の様子をやって見せてくれました。

     そして、幼鳥だと追い払わないのだという事にしきりと感心していました。
     
      種類が違えば、気にしないということもあるのかもしれませんが、、、。     
     





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       せっせと餌を運んでくる親の気持ちが分かる気がしますよねえ。
       






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  。





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 とても精悍な顔つきを見るとこちらがお父さんなのだろうかと想像します




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      面白いシーンを目撃しました。
     
      カマキリらしき虫を捕まえて来た一羽が、
      巣穴からjヒナに分け与えている途中で、
      虫の一部を下に落としてしまいました。

      すると側の枝にいたもう一羽がさっと飛び立って、
      キョロキョロ探すとすぐに拾って、
      下の枝や餌台に止まって、餌やりを終えるのを待っていました。  


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          色が薄いことからも、多分こちらがお母さんなのだとおもいますが、
                 見上げる様子もいかにも優しげです。          
          





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       餌やりの途中でも、虫をくわえたまま飛び立っているのは
          やはり誘うためでしょうか





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          この日、場合によっては巣立つかなと思いましたが、
         日が傾き始めた頃まで、だれも巣立ちを見ることはありませんでした。

          
         羽にうっすら夕日を受けながら、餌やりをしている親の後姿を見ていると
         労いたい気がしきりとしました。


スズメ 雛が大きくなったかな。 [鳥]




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              (7月13日撮影)


    、巣材を持ち帰り、中のスズメが出てくるまで葉陰で待機していたようです。
           
        これ以前、中に入ってもなかなか出てこない事があったので、
        卵を交代であたためているのだと思っていました。
       
         口にくわえた巣材を見て、まだ巣作りの段階だったのかと
         それまでの判断を修正します。




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             (7月23日撮影)


        虫を運び込んでいる事は、この数日前から分かっていました。
        その時は、スズメは虫をくわえて巣箱の中に姿を消していました。
        それが今では、こうやってしっぽを出したまま餌をやっているのです。


        雛が大きくなったんだね。

         という事は、あの時は、やっぱりもう生まれていたのかなあ、、、
         ということは、、、

         あれは巣穴の補修してたのかなあ
         巣作りしながら、卵をひとつひとつ産んで行ってた頃だったのかなあ。
        

         
       修正が修正されます。
    
           こんな風に、あとから自分に納得のゆく説明を試みる時などはいつも、
            ずっとみていられたら、もっとよく分かって楽しいだろうに、と思います。



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         餌をやり終えると、一度中に入って向きをかえて
         すぐにまた出かけて行きます。





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      虫をくわえて戻ったところ。





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        出る時糞をくわえていることがあります。
          雛の糞は、膜につつまれていて運びやすくなっているのだと
          聞きました。 確かめていませんが、
          不思議におもっていたことです。


       先日雛が大きくなっているらしいことが分かった時、
        ちょうど孫たちが巣立ちを観察できるかもしれない、と期待感が湧きました。
         


        数日前、孫たちはその可能性のあるタイミングで帰省しました。

        でも巣立ちどころか餌運びの観察すら儘なりません。
      
         スズメ同様こちらも大忙しです。





巣材を運び込むスズメ [鳥]

  巣材を運んでも、結局巣箱として定めなかった早春のことがあるので、
      期待はしすぎないようにしていますが、
     やはり気になります。

   レンズで観察していて、面白い光景を目撃しました。



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        長すぎた巣材を嘴でちぎっては外へ落としていました。




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        落とした後からその行方を覗き込んでいました。




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         15分くらい後の写真です。
       今度は巣穴から出た枯れ草があっちこっちうごいていました。

         具合よく収まるようにやっていたのでしょうか





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           ペアもまだはっきりしません。
        
        このスズメは近くで毛繕いをしたり、興味はありそうにしたりしていましたが、
               協力的ではありませんでした。
     

スズメの親子 [鳥]


  
  最近は、庭に複数の親子連れが来るようになっています。
    

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  羽を震わせて餌をねだる小スズメ
   嘴がまだ黄色いこんなうちは、
     親もひたすら小スズメに食べさせようと、
       行ったり来たり、大忙しのようすです。
    




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   分かりにくい写真ですが、
       小スズメの大きく開けた口も可愛いのですが
      後姿になっている親の、左足も急いでいる感じが現れているようです。





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         こちらは二羽の小スズメを連れています。
            




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        親は餌を取りにゆくところです。





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        親が飛び立って、残されたきょうだい。





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         きょうだい同士。
         しぐさをずっとみていると、
           すこし巣立ちの順位かなにかで、上下があるのかなと見えました。
            性格によるのかもしれません。
    




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        親スズメ





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    大きさでは見分けがつきませんが、
         こうやって見ると、
       小スズメはいかにもまだ、幼く頼りない感じがします。


独り立ち間近の小スズメ [鳥]

  
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 今朝の観察から。

   もうかなり前から、庭に子どもを伴ってやってくるスズメを
             見ることがありました。
   

   小スズメはいつも低い姿勢をしていて
        時々羽を震わせるので、
     からだの大きさは、変わりなくてもすぐ分かります。

   巣立って間もない頃だったら、親はそれは一生懸命に
     餌を子どもの所に運びます。

    あんなに大きくなったのだから、もう自分で目の前のごはんを拾えるでしょ。       
     
      間絶なく立てる鳴き声に急かされるように
        庭を右往左往している親の方が、健気で愛おしく見えたりします。

     
    今日、親に付いて庭に飛んできた小スズメは
      相変わらず鳴いて親に付きまとっていました。
      一方、親は知らん顔で、自分だけが食べていました。
    
  あんなに鳴いてるのだからちょっとはやったらいいのに、
              と今度は親が薄情に思えたりするのです。

    餌をもらえないまま、庭に残された小スズメは、
       仕方なく自分でご飯を拾っては、食べはじめました。
         姿勢は相変わらず多少低くしているものの、
       さっきまでのように羽を震わせる動作は全くしません。
     
    ちょんちょん跳ねては、元気よくつつきながら食べている様子は、
        とてもしっかりしてみえます。
     
       続けて見ていたのでなかったら、
    いかにも幼げに餌をねだっていた、おなじ小スズメとは思わなかったでしょう。
  
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 なんだ、あんなに立派に食べれるんじゃない。
          

          やっぱり親は良く分かってたんだなあと、感心しました。
         


 
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    間もなくして又親が飛んできたら、
      小スズメは自分で食べるのをやめて、
         再び羽を震わせていかにも頼りなげな様子で、
              親にせがんでいました。
  




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          今回、親はすんなりと一度だけ、子スズメの口に餌を持って行ってやりました。


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       間合いを計りながら上手に独り立ちさせようとしているのだと
           もう一度感心しました。


 

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スズメのノック [鳥]

        
        昨日、スズメが又初めて見せてくれたこと。

          というより、聞かせてくれたこと。
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    スズメがガラス戸の所までやって来ているのが
       レースのカーテン越しに見えた。

   
        カーテンを開けようと思っていたら
        それより先に、
     
             コンコンコン
     
         嘴でスズメがノックした。
     
      大きくはないけれど、鋭いはっきりした音だった。


「 はいはい、待って。」

       効果的な方法を
       発明しているのは、今やいつも向うだ。
       
        
        
        
      

      
    

スズメと裏庭で [鳥]


       裏庭には物干しがある。
       その真上の屋根の角に、
   
     一度は雛を巣立たせたスズメが、
     今、二度目の子育てしているらしい。

    それは、鳴き声と落ちている糞で判断していることなのだが。

 
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   せんたくを干していると鳴き声がして、姿が半分見えることがある。
        
          時に後ろ半分だったりもする。

   今朝、鳴き声がするので見あげた時は、
   前の半分を見せて、前方を見ながらチュンチュンやっていた。

        つられて、こちらもちゅんちゅんやった。

    これまでも何度かそんな事をしたことはあるが、
       人の声には関心がないと言う風で、反応がなかった。



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    ところが今日のスズメは、私が声を発したとたん、
   
    んんー? とおどろいたように、
   首をひねりながら身を乗り出して、下にいる私の方を向くと、
   あっと思ったように、近くの物置の屋根に降りてきた。
   

   手を差し伸べたいほど近くで、こちらを見ながら、チュンチュン鳴く。
  
       表の庭にやって来るうちの、一番なついた様子のスズメだと思った。   

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   ご飯をとりに入って出て見たら、もうそこにはいなかった。




   屋根の上で、首をひねった時の敏捷な身振りや、
   物置の屋根の上でまっずぐこちらへ顔を向けた像が
   脳裡に焼き付いて、それを何度も再生した。
  
   

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       あのときは、ご飯など取りに入らず、もっとゆっくり
            鳴き交わしてみれば良かったかも、、、とも思う。

    

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         夕方、せんたく物を取りこむ時見たら、
               撒いたご飯はきれいになくなっていた。


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