空の舞台では。

9月10日　月曜日

　　　　　 3時すぎ、窓から見える海の色が不思議だった。

　　　　　　灰色の海が珍しいという事はない。


　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　 何の加減だったのだろう、

　　　　　　　　　　　　色のない静止した世界にいるように感じた。

　　　　　　　　　 暗くて重いというのではない。

　　　 むしろ、何かが始まる事を期待させるような静けさだった。




　　　 6時ごろ外に出てみると、

かき混ぜたように、雲の散らばった空が、
　　　　　　　３時頃に見た空と、あまりに違っていたのでちょっと驚いた。

　　日は、厚い雲に隠れたり、
　　　　　　　　隙間から強い光を放ったりしながら沈んで行こうとしている。

　　　カラス

　　　写真を撮っているところに夫が車で帰って来て、
　　　　　　　　　すぐにそのまま浜まで散歩に出かけた。



　　　　　浜の空は広い

　日を受けて白かった雲は、
　　　　日が落ちてから、端が輝きはじまた。
　　　　

　
　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　
　

　　　　　　　　一日の終わりに　空の水色は色を増し、　
　　　　　　　　　　　　　　雲は優しいピンクに染まり始めた。