秋のこんな一日 [日誌]
朝、窓からヒヨの群れが見えた。
カメラを持って家から出ると、
ひんやりした外は”新しい朝”の気に満ちていた、
同じ日の夕方、島田川を三丘温泉のあたりまで遡って散歩した。
島田川では、いろいろな鳥が見られるが、
この時、岩の右上にちょんと写っているのはカワセミ
この日は、ハクセキレイがまるで、ダンスでもしているような
飛び方で、川面を横切るのも見た。
あれは飛びながら採餌しているのだろうか。
見ていて楽しかった。
夕日を受けて野バラの実は、一層赤く光っていた。
夫が、橋の上から釣りをしている人と話していた。
近づくと、アユを釣っているのだという。
こんなところで、アユが釣れるのかと驚いた。
200匹ぐらいの群れがいる、と夫が下を指差して、
群れを追いながら、ホラあそこ、ホラあそこと言うが、
私には良く見えなかった。
あっという間に、三、四匹の大きなアユが、釣り上げられた。
腕を感心していたら、こんなに釣れる日は珍しいのだそうだ。
良かったら、持って帰らないかと言われる。
クーラーの中にはたくさんのアユがいた。
では、私たちは二人だけから、二匹ください、というと、
みんなあげる、持って帰りい!
ええっ!
・
・
・
せっかくこんなに(後でかぞえたら全部で十三匹いたことになる)釣れたのだから、
お家の方にも見せられたらいいのに。
家族のもんは、もうみんな飽きちょる。
じゃあ、四匹いただきます。
ええっちゃあ。みんなあげる。
今、アユ美味しいですよお。
といったような押し問答の末、
ほんなら、わしのつまみに二匹だけもって帰ろう。
じゃあ、大きいのを選んであげましょうね。
と最後にを括ったのは夫だった。
家に着く前に、皆既月食が始まっていた。
帰ったら、ゆっくり月を見に出るつもりでいたが、
アユをこしらえたりするのに夢中になって、
その後は、食べるのに夢中になって、(おいしかった!!)
見逃してしまった。
10月8日のことだったのだ。
写真を見ながら思い返せば、なんと豪勢な日だったことか。
2014-11-01 22:26
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