晩秋のドライブ [日誌]
車で奥に入って行って、紅葉を楽しむつもりで出かけた。
小さな神社の境内に車を停めようとしたら、
イチョウの葉が、ザーッとたくさん降って来て、
車の上にもバラバラと音を立てながら落ちてきた。
それほど一度に落ちるさまに出会ったことがなかったので、
そんな瞬間をカメラに収めたくて車を降りて
再びそんな風が吹くのを待っていた。
時々、次への期待を繋ぐかのように、ハラハラと落ちてきたが、
最初の時のような大盤振る舞いはもう起きなかった。
それでも待つ間に、イチョウの葉の一枚一枚が
くるくる回りながら、、
ツーッと一直線に、
左右に弧を描いて大きく揺れながら、 など
それぞれに違う舞を舞いながら落ちることに気がついて、
今度はそれを暫くたのしんだ。
この季節に黄色い蝶まで一匹飛んできたりもした。
トンネルを過ぎるともう民家は見えず、
渓流沿いの一車線の道を登って行く事になった。
どこにつながるとも知らない渓流が細くなった辺りで
休んで引き返しながら、時折車を停めては辺りを歩いた。
川幅も道幅もせまいい暗い谷あいに、
曇りがちな空の光がうっすら差し込む辺りは、
葉がゆかしい輝きを見せて、ハッとさせられた。
苔から滴る雫が角度を変えて見ても、黄緑色に見えた。
水がこの種の苔を伝って来るうちに色素を含んだのだろうか。
日の射さない、ひっそりとした峡谷を歩いた後で、
日の名残りの色合いに染まった空が見えた瞬間は、
懐かしいような解放されたような心持がした。
小さな神社の境内に車を停めようとしたら、
イチョウの葉が、ザーッとたくさん降って来て、
車の上にもバラバラと音を立てながら落ちてきた。
それほど一度に落ちるさまに出会ったことがなかったので、
そんな瞬間をカメラに収めたくて車を降りて
再びそんな風が吹くのを待っていた。
時々、次への期待を繋ぐかのように、ハラハラと落ちてきたが、
最初の時のような大盤振る舞いはもう起きなかった。
それでも待つ間に、イチョウの葉の一枚一枚が
くるくる回りながら、、
ツーッと一直線に、
左右に弧を描いて大きく揺れながら、 など
それぞれに違う舞を舞いながら落ちることに気がついて、
今度はそれを暫くたのしんだ。
この季節に黄色い蝶まで一匹飛んできたりもした。
トンネルを過ぎるともう民家は見えず、
渓流沿いの一車線の道を登って行く事になった。
どこにつながるとも知らない渓流が細くなった辺りで
休んで引き返しながら、時折車を停めては辺りを歩いた。
川幅も道幅もせまいい暗い谷あいに、
曇りがちな空の光がうっすら差し込む辺りは、
葉がゆかしい輝きを見せて、ハッとさせられた。
苔から滴る雫が角度を変えて見ても、黄緑色に見えた。
水がこの種の苔を伝って来るうちに色素を含んだのだろうか。
日の射さない、ひっそりとした峡谷を歩いた後で、
日の名残りの色合いに染まった空が見えた瞬間は、
懐かしいような解放されたような心持がした。
2014-11-26 21:16
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