コック長の犬のこと

昨日ロンの事を書いたら、ヨットのコック長（オーナー）が昔飼っていた利口な犬
のはなしを思い出しました。　
（と書くとロンの利口さを並べ立てたくなるのですが、いずれたっぷり書くことにして、、）

その犬と散歩していて、犬がひとりで先の方へ行った時、急に思いついて、
木の上に登って隠れていたのだそうです。

戻ってきた犬（名前を今度聞いて、書きなおしたいです。）は、
最初あわてて行きつ戻りつして探していたそうですが、
ついに木の上の飼い主を見つけて、嬉しそうにしたそうです。

そこまでの事なら、上を見上げてしきりと尻尾をふる姿が、どんな犬ででも想像できます。

ところがその犬はその後、急にパーッと向こうへ走り出していったのだそうです。
つまり”かくれんぼ”のゲームが分かって、今度は自分が,かくれようと
走り出していったのだそうです。

なんて賢い、なんて可愛い犬だろうと、見たこともないのに思います。
いたずら好きで、遊び好きの飼い主の気持が、信頼を寄せている犬にはまっすぐ
分かったのだろうと思います。



＜後記　＞　
犬の名前は　モコ　でした。
わかったら、文を書き直すつもりでしたが、
コック長が後にコメントで教えてくれたので、そのままにしました。

コメント 4

オーナーの犬は本人に似て賢いのですね。
我が家の愛犬は・・・
私が用事で出かける時は知らん顔。ちょっと撫でてあげようかなと近づくと・・・しっぽ振って立ち上がります。分るんですね。
ただ、私に対して「ここを撫でろ」という態度をします。
私より愛犬の方が上下関係では上です。
甘やかしたからかな？？
by あんきょ (2011-01-15 22:25) 

＞あんきょさんがやさしいから、ワンちゃんは好きなようにあまえるのですね。でも、誰かみたいに風除けになれなんて、ずうずうしい事はいわないでしょうね。
by reiko (2011-01-15 23:00) 

その犬の名はモコでした
この文を読んで思い出して涙が出てきちゃいました
夜明けの森林公園でかくれんぼをした思い出やダルマインコに耳をかじられながら困った顔で助けてって感じで僕を見ていたことなどがいっぺんに浮かんできました
我が家は坂のにあったのですがモコはまだ見えないのに僕が帰ってきているのがわかっていつも寝ていた玄関の脇に立ちあがって坂の下をむいてくんくん鼻を鳴らしていました
つらいときや悲しいときに一緒にいると気を遣ったそぶりで横に引っ付いて寝そべっていた姿を思い出します
まさに犬とは人の友ですね
by ”賢い？！”にびっくりのコック長です (2011-01-31 01:34) 

>コック長さま、いつかモコの写真を見せてください。
　お話をおききしたのが、大津島でしたから、コック長さんは桜の木に登っておられます。知らない”モコ”の駆け出す生き生きとした姿もみえるのですが、、、、。
本当に犬の受容の力はなくなった後まで届くほど大きい気がします。

by reiko (2011-01-31 11:40)