散歩をした日 [日誌]
朝、山の端から湧き出る雲は、昇った太陽を
追いかけるように成長してゆきました。
朝食後、浜の方へ散歩に出かけました。
プルーメリアは、よくレイに使う花だそうです。
この花の髪飾りを良く見ました。
クチナシのような甘い匂いがしました。
どこでも良く見ましたが、大きく育った木が多くて
花が高いところに付いているので、
花の写真は中々撮れませんでした。
こ
コモンマイナ。
黒ツグミのようなきれいな声で鳴きます。
この時は、珍しくて夢中で姿を追いましたが、
この鳥は、その後どこでも良く見ましたし、声はもっとしょっちゅう聞きました。
このきれいな声が、この場所を一層素敵なところに思わせているようでした。
市場
桟橋の側で、波乗りしている子供たちがいました。
時々とても大きな波が岸まで押し寄せてきます。
その波に乗って岸まで来たら、又少しだけ沖に向かって泳いで行って、
そこで次の波が来るのを待ちます。
桟橋の上から、次の波の来るのを待っていましたが、
沖に白波が見えて、来た来たっと思っても、干渉しあって、
岸に来るころには穏やかになることが多いようです。
水着姿で桟橋に腰かけて下の子供たちの様子を見ていた男の人に
次の大きな波はいつ来るのか尋ねたら、
「来る時に来る」と返事が返りました。愚問でした。
本格的にサーフィンをする人たちは、沖に出ていました。
ショッピングセンターのようなところの一角にしつらえられた
舞台の下で、出番を待つこどもたち。
その時舞台では、若い女の子たちが、
とても早いテンポのタヒチアンダンスを踊っていました。
腰に付けたふわふわした飾りが、震えるように動いて、
生き生きと躍動感があって、ダンサーたちがとても可愛く見えました。
そのあと、メンバーが入れ替わって、
とてもゆったりとした、フラがはじまりました。
ゆるやかで懐かしい曲想に合わせて、
手が少し上に向けて差し伸べられると、
愛しい人への思いを風にのせて送っているのだと感じました。
ちょうど昼下がりの光が、踊る人の一人の顔や肩の一部に差して来て、
そこが白く浮き上がり、 髪の毛も光って色が透けて見えそうでした。
ああきれいだと思った瞬間
あふれた水がたらたらっとこぼれるようにして、涙があふれて出ました。
ここでも虹を見ました。
驚いたことに、この虹は、しっかりとした色合いのまま
少なくとも20分以上も長いこと出たままでいました。
2012-06-01 16:02
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