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花吹雪の日 [日誌]

   


   桜の木の下で母とお弁当を食べた次の日、
        昼から出勤することになっていた夫を誘って、
             もう一度桜の木の下でお昼を食べることにしました。


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          週に一度パドルテニスをしに行く
       総合体育館の広い駐車場の周りには立派な桜の木が並んでいます。

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            そして駐車場の奥の、ゆるやかな坂や崖に囲まれた一角には
          お花見が出来るような場所があります。

      生垣で仕切ってある土地はゆるやかな勾配がそのままに残され、
              刈られた草が窪みやカーブに沿って地面を覆っています。

          数本ずつ植えられたソメイヨシノや枝垂桜はまだ若木です。
                
                 
               囲まれたような小さな場所で桜が程よい日陰を作っているので、
                  そこはちょっと密やかな雰囲気さえありました。


                  その日は、ほとんどの木の下に
       子供連れの若いお母さん同士の仲間や、年配の友達同士、
            家族や、夫婦などが
                 敷物を敷いて、お弁当をたべたり、寝転んだりしていました。

        
                 
             すでに、たくさんの花びらが散っていて、
         子供たちはそれをビニールの袋にいっぱい集めて遊んでいました。

      
     花びらが舞い散る様子を見て夫が喜んでいたので、
           出勤前の短い時間を気勢にまかせて誘い出した負い目が
                   ふり払われました。、
  
         
 

そんな時突然、白い花びらが横に流れ出したと思ったら、
       それはまさしく吹雪といしか形容のしようがないような
           驚くばかりの量の花びらが速い流れを作って散ってゆきました。

       
       これまでも一時にたくさん散った花吹雪は見ていますが、
              この時は白黒映画か何かの吹雪のシーンを連想させられました。
          
              花吹雪が収まった後は、心がかき乱されていました。
        
      

夫が出勤するのをその場で見送った後も
            その日は同じ光景を求めて彷徨いました。




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天気が良くて、風が吹いて、多くの花はもう盛りを過ぎて、、
            今日はちょうどそんな日なのだ、、と思っていました。





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           あれほどの花吹雪に遭遇するには、
               どれほどの条件が揃わないといけなかっただろうと思い至ったのは
                    さんざん欲張って、待ち疲れた後からでした。 


 

         
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