ツバメが飛び交った夕方の空 [雲]
展望台に誘われる色合いの夕方でした。
外へ出ると、ツバメが低く高く飛んでいました。
交代で何羽も、目の前や横をヒュッと飛びすぎて登って行き、
大きく旋回したりしています。
巣立ったツバメの事を思いました。
これまで、近所で一羽か二羽の飛んでいるツバメを見ても、
うちから巣立ったツバメではないかなと思った事はありませんでした。
縦横に飛び交って数えにくいツバメが、視界に四羽収まった時がありました。
そのまま巣の中にいた四羽と考えることはできないとしても
少なくとも、この中にいるのではと思えました。
そう思ったら、雲の美しさが一層増したように思えました。
レンズには捉えがたい早さで飛ぶツバメをカメラで追ったのは、
写真を本当に撮ろうとしたというより、
それが、その時の高揚した気分のはけ口だった気がします。
展望台に行くと煙が染まっているのが目に入りました。
雲の白いところは輝いていました。
峨眉山もフィッシングパークの桟橋も、海も
夕日をうけてほんのり染まっていました。
日没直後
北側の空には、様子のまるで違うふんわりした雲がありました。
2013-06-30 22:24
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コメント(2)
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雲の写真は久しぶりですね。 自分の家から巣立ったツバメへの想いが2枚目の写真に凝縮しているようで、何だか『野生のエルザ』を思い出してしまいました。 reikoさんの「高揚した気分」がそのまま伝わってきました。
by シジュウカラ (2013-07-03 21:46)
伝わったと知るのはほんとうに嬉しいことです。コメントありがとうございました。
雲の写真は今も良く撮っていますが、サイズを落とすと良く分からないものになったりします。撮り方があるのでしょうね。
by reiko (2013-07-04 22:46)