ヨットの練習 湯けむりを前に ② (彩雲) [ヨット]
有井さんがここに係留しているボートの側には、
蟹を採るための籠が沈めめてあります。
それを引き上げて見た時、ロープについているもこもこしたものが、
ホヤだときいて驚きました。
ホヤといったら、東北地方でしか採れないものだと思い込んでいました。
この種のホヤをクルーのだれも食べたことはないそうで、
この地方にそういう習慣のないせいなのか、
それとも食べられない種類なのか どうなのでしょう。
ここはいつも静かで、のんびりおしゃべりしながらお昼を食べるのには
とても良いところです。
休日の心地よい時間がゆっくり流れて
会話はどこまでもつながってゆきます。、
でも、、 「 じゃあそろそろ出ますか」 と
どこかでは切り上げねばなりません。、
お昼を食べている頃から、雲が吹き払われて行って、
空は青いところが多く見えるようになりました。
波が日の光を無数に反射していて、きれいです。
皆の話に耳を傾けながら、
、 水平線がキラキラ輝くのや、楽しげな雲を見ていたら、、
あれ? もしかして、、、。
セイルの反対側から覗くと、もしかではありません。
はっきり見えました。
彩雲です!
雪の日初めて見て以来
いつか又見たいと思っていました。
それっぽい色合いの雲を見たことは何度かありますが、
まぎれもない色合いで見たのはあれ以来のことです。
台風が近づいている予報がでていました。
2日後くらいは、進路によっては強い風がふくかもしれないということでした。
何時の間にか青かった空を再び雲が覆って来て
その雲は台風の影響を感じさせる雲でした。
雲の隙間から洩れる光は、微妙で雲の奥行をかんじさせました。
風のせいか刻々と趣を変える空から目がはなせなくなっていました。
帰ってゆく陸の方はまだ青い色がみえていました。
この後帰り着くまでの短い間あいだ、
舵をもたせてもらいました。
土曜日早朝別府へ向けて出発です。
2013-10-10 05:39
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