スズメ 巣立ちの朝

　　　　　　この日は皆で秋吉台に行く事になっていました。

　　　　　　　スズメの親が揃って巣立ちを促していて、
　　　　　　　　　　小スズメも、まさにその気になったように見えた瞬間がありました。
　　　　　　　　　 そのことを告げた私の声で、
　　　　　　　　　　　　　　子供たちが急いで窓辺に寄ってきたので、
　　　　　　　　　親は警戒して飛び立ち、小スズメはひっこんでしまった、という時がありました。

　　　　　　もう、巣立ちは時間の問題だと思いましたが、
　　　　　　　　　　　　　静かな留守中の事になるのだろうと思いました。

　　　　　

　朝食の準備片づけや、出かける為の用意に忙しかったので、
　　　　　　　　　窓辺の椅子に陣取って何かしていたお婿さんに
　　　　　　　　こういう鳴き声が交わされるのに気付いたら、
　　　　　　　　　　　　シャッターを押してほしいとたのんでおきました。



　　　　　　　あとで、「　いい写真が撮れたよ。」
　　　　　　　　　　と言っていましたが、私のカメラの設定が悪かったので、
　　　　　　　　　　露出オーバーの写真ばかりでした。

　　　　　　　　　　　　自動補正しました。

　　　　　　　　　　両足がでています。

　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　両親とも餌を持ってきていません。
　　　　　　　双方が、出ておいでと促しているようです。

　　　　　　　　　二羽共に、なんと優しげな様子でしょう。

　　　
　　　　　　　もしかしたら、この時までにすでに巣立った子がいたのかもしれないと思います。
　　　　　　　　前日競って顔を出していた二羽とは様子が違うように思えるのです。


　　　　　　　留守中巣箱は空になりました。　　　　　
　　
　　　　　　　巣立った後は、急にさびしくなります。
　　　　　　　　　　　　さびしいけれど、同時にほっともしています。　　　　　　　

　　　　　　　
　　　　　　　
　　　　　　　　

コメント 3

スズメの巣立ちまでの記事を拝見していると
ふいに涙ぐみそうになりました。

なんといとおしい命でしょうか。

こんな命の美しさを感じさせてあげたい……そう思うのは私だけではないでしょう。
by ちはやママ (2014-08-07 19:29) 

本当にいとおしいですね。
これがいきとし生けるものの本質なのではないでしょうか。
人もこうありたい、こうでなければいけないと思うこのごろです。
海をヨットで走る時、自然の中で生きている（生かされている）自分を感じます。
これ以上のものはないのではないでしょうか。
by ちはやパパ (2014-08-07 21:53) 

ちはやママさんちはやパパさん
見ているだけで、本当におっしゃる通りの事を感じさせてくれますね。
本来こういうところが原点なのだと何度も思わされました。
お二人そろって、素敵なコメントくださって、
スズメのパパさんママさんのこと連想しました。
ありがとうございました。
by reiko (2014-08-07 22:05)