スズメ 巣立ち直前。 [鳥]
7月28日
子育て中は、虫を運ぶ方に熱心で、ご飯をねだることはまれでしたが、
この朝は、ご飯をねだったのでまいてやりました。
明け方からの雨で虫がとりにくかったのでしょうか。
しっぽが濡れていました。
7月29日
前日までとくらべると、巣穴からしっかり顔をのぞけるようになりました。
前回の巣立ちを観察した様子からすると、
今度の小スズメは悠長だなと思っていました。
それで、いよいよ今日あたりかな、、と期待感が高まりました。
交代で首を出して餌をもらおうと口を開けてまっているのですが、
この日ゆっくり見ていたおかげで、しょっちゅう顔を出す二羽ともう一羽は
頬の模様などから、見分けがつくようになりました。
見分けられると、もうその子らしさも何となく感じられます。
押し合いしながら顔を出す時も、キョロキョロ親が帰るのを待つ時も
どの子もこうやって口を開けたままの時が多かったのです。
顔をのぞけると、孫たちもシャッターを押したりしたので、
この日はこうした写真がたくさんでした。
それだけに、こうやって口をとじて、外をしっかり観察している時は、
巣立ちに向けて、思慮深く判断しようとしている知性が感じられました。
親も周りを一生懸命観察しているように見える時がありました。
小スズメが身をのりだしているので、巣穴に捉まりにくくなった親は
餌やりがたいへんそうでした。
ホバリングしながら与えたりしていました。
こうやってつかまっても、ズルズルすべったりするのです。
すべりおちそうになって、おっとっと、と羽ばたくシーンも良く見られました。
この一連の写真は、親が滑るためなかなかうまく餌を口にいれてやれなかったのか、
それとも、飛び立たせようと誘っていたのか良く分かりませんでした。
時々、こちらをまっすぐ見ているように思えることがありました。
飛び立ちそうな場面が何度もあるのに、そうしないのは、
まっすぐ自分たちの方へ向けられているレンズが気になるのだろうか
と思ったりもしました。
昼下がり、
ひたすら、餌を運ぶ親スズメも、
ちょっと休んで、憩うているのだろうかと思える時があります。
お昼前に孫立ちは、親がフラワーランドへ連れ出していました。
レンズを覗きながら、こちらも共感を覚えたりしました。
それっ! と掛け声かけたくなる瞬間が
この日、何度あったでしょう。
巣箱の中にいる限りは安全そうです。
何度も何度も巣立ちそうな様子を見せた一日がおわろうとしていました。
2014-07-30 22:04
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