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メジロの群れが、庭に来た日のこと [鳥]

    
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    これまで庭に鳥が群れで訪れたことが何度かある。
    

  メジロとジジュウカラ、ヤマガラの数羽の混群が初めて
      ハナミズキの木に来た時は
      信じられない光景をみるようで、夢のように嬉しかった。

         
   赤紫色をした糞が玄関の辺り一面に散らばっていた時があって、
          白っぽいタイルの上で糞は血痕のように見え、
        見た瞬間、大参事を連想したほどに驚いた。
               

    その連想が玄関先の鉢のメダカが襲われたのではという思いへと連なった。
            メダカが無事そうだと分かって落ち着いたら、
          ヒヨがなにかが、群れで鉢の水でも飲みにきたのだろうと、一応の解釈はしたのだが、
              大勢の鳥が玄関先に訪れた様子を、
           なぜか見たように思い浮かべることが出来ても。
               現実的なことと思えず、釈然としないままだ。
              
      
     
        スズメが小さな群れで来るようになった時は、
             撒いたご飯のせいで、起きうる事だと予測もしていたから、
               カーテンを開けた時、おやおやとはおもったが、
                   驚きは格別ではなかった。
             
    
      
    鳥の群れの訪れの中でも  
      四,五日前、初めてメジロが二十羽くらいの群れで庭に来たのは、格別の出来事だった。
        

         二十羽と言うのは、嬉しくて、多く見積もったかもしれない。
       
            ハナミズキやランタナの枝を数羽ずつが
            、入れ替わり立ち代わり行ったり来たりで、
            ちゃんと数えることは難しかった。 

        
        メジロは、ランタナの実をついばみ、
                  ハナミズキの枝をつついていた。

              
        カメラを取りに行く暇にいなくなったら行けないと思い、
             動かずじっと観察していた。
          メジロはいっときもじっとしていなかった。

                 
         
        小さな鳴き声が絶えず聞こえて、
       目の前をひっきりなしに横切って飛ぶメジロの姿が見えていた。
         ランタナの枝にぶら下がり、ゆらゆらゆれながら逆さになって実を食べているのは、
               遊んでいるみたいだ。

        広くもない庭が、楽園のように思えた。     
         

         

          


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