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春が来た コバルトライン [日誌]

      探鳥会から帰った夕方、近くの簡保の温泉に入りに出かけた。
      道路際のなだらかな山の枯れ枝が、暖かそうな色合いに変わって、
      山が膨らみはじめたように感じた。
   
      急に、コバルトラインに上がってみたくなった。

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      温泉から上がるころ迎えに来るから、と夫に時間の約束をして、
      簡保のすぐ近くの道からコバルトラインへ上っていった。


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        暖かな夕日を受けて、透けた赤い色が目を引いたのは、霜枯れたスイバだった。

   

   
 
     




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           展望台の斜面に植えられた桜の若木も、背が高くなって、遠くへの視界をさえぎっている。




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           強い光を反射する海面は、まともにレンズを覗くことができないほどまぶしい。





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            潮がひいた浜は緑に覆われていた。海草が繁ったのだろうか。





    

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             さくらの芽

  もうひと月もしないうちに桜が咲く、、という頃になっていた。


   いつの間に、、。




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    のんびりした気分になり、気がついたら、約束した時間に遅れそうになった。
    急いで、ぴったり間にあったら、
    夫はお湯の中で、もっとのんびりしていたようだった。
    


探鳥会 立野 [鳥]

    今回の探鳥会は、周防の森ロッジを出発点に
    島田川中流域を廻りました。




         周防の森ロッジの駐車場で、車から荷物など出していたら、
         先に着いた人たちがもう望遠鏡をのぞいています。
         辺りは、上気した空気が流れています。

     ノスリが、木のてっぺんで、しっかり姿を見せてくれていたのです。 

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                (この写真は一度飛び立った後、歩き始めのころ再び姿を見せた時のものです。)

  
     こんなにはっきり姿を見られることはベテランのウォッチャーにとっても珍しい事だそうで、
   
     ”いきなり大物、幸先の良いこと”、という空気だったのです。





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          ロッジの道を降りる前に今度は
      ミヤマホオジロがいるとのこと。

    「あーそこに、ちょんと白いの見えますか?」


    一生懸命、言われる方に目をこらして、やっとあれかなという程度に分かりました。

    



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       カメラのレンズでも点にしかみえません。




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            ( トリミングしたもの)







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     この日は晴れて、暖かい天候に恵まれました。
     参加者もいつもより多くて20人いました。





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       マガモやカイツブリの群

別の場所では、今回オシドリを数人の人が見ました。
      




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          マガモ




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              ヒヨ





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               ダイサギ




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         橋の上から水面を見ていたら、
      川底が段になっていて、水が落ち込むところがありました。
      落ちた水は泡立ってまるで、もう一度川上に向けて上ろうとしているようでした。





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        春の里山   
       
      

          
 ウグイス、シジュウカラ、ヤマガラ ヒヨ モズ、スズメ、カラス、セキレイなど、
 どこを歩いていても何かしら鳥の声がきこえていました。
 何の鳥かわからない声も聞きました。








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    (コガラが開けた穴 周防の森ロッジの駐車場で)



      ロッジで鳥合わせをしました。
      ハイタカ、アトリ、クサシギ セグロセキレイ、オオバン カシラダカなど、
      みんなが見られたわけではありませんが、全部で39種類かぞえました。
     
    

     すぐに隠れてしまってほとんどの人が見ることのできなかったオシドリを
     チラとだけれど、初めて見る事ができたと言って、夫は喜んでいました。




    初めて誘った友人は、望遠鏡で見る鳥の美しさに驚いていました。
    鳥を見ながら、こうした場所をのんびりと歩く楽しさを、存分味わったようでした。
    
    
    
    
     


     
     

突然落ちた ラダー [ヨット]

   、、とタイトルに書きましたが、
   故障や事故ではありません。
   ラダー(舵)をはずそうとしていた整備中の事で、落ちるのは想定していた事だったそうで、
   下で待機していたコック長にけがなどはありませんでした。


   
  「 ただ、あんまり突然だったからさあ、びっくりしちゃった!!」


   
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       シーホースについた時、コック長と大師匠が
       やろうとしていた事が、何のどの部分なのか良く分かりませんでした。


       私は、切ったシートの端の始末の仕事をもらって、
       ヨットの上にいて、一緒に整備をすすめている気分だけは味わっていました。


       作業が難攻していることが見てとれたので、
       質問の口出しするのも憚られていました。

       


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       上で、大師匠が、金具をたたいていて、
       船底の下からコック長が、様子をみているのです。

       その金具がラダーの心棒で、もうこの状態で外れるはずのものが
       何が原因でか、なかなか外れないのだ、ということが次第に分ってきました。

       でも会話を聞いていると、見えない部分がどのようになっているかは
       手探り状態のようでした。

       いいのかなあ、中がどうなっているのか分からないまま
       たたいて、ヨット壊れないのかなあ、、、、


       スターンの下の狭いキャビンに入って、大師匠が調べて、
       もうひとつ外さないといけない部品があったことがわかりました。


    
       
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                   (軸の白い部分の切れ込みの部分にかませてあった金具があった。)

       
           それを外したら、あとは、抜けるはずでした。


           それでも、すぐには動かなかったのです。


           「今日は、もう時間がないし、寒い中焦ってやってもなんだし、
           この次ということにしましょうか。」 

           と一度はそういうことになっていました。

           
           でも初めは固くて動かなかった、軸の周りの金属が動いたところで、
           もう一度下に行ってみましょうかと
           コック長が下に降りて間もなくのことでした。
           

            「おちた!!!」と声が突然したのです。




            落ちたと聞いた時、金属の音がしたように思いました。


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             甲板で 目に見えていたのは金属の小さな部分でしたから、
             最初はそんな小さな金属が落ちたのかとおもいました。 




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             落ちたものの全貌が突然分かった時、
             あんな大きなものが落ちたのだろうかとびっくりしました。


             「だいじょうぶですかあ!!けがはなかったですかあ!!」
             「大丈夫でーす。」

            



            下にドスンと落ちることはないように、ラダーはシートで縛ってあったのです。
              
             「予測はしてたけど、何せ、いきなりだったから、、」

             「ああ、あ、下にいて落ちる瞬間の写真撮ればよかった!」
   
             というと、
           
             「写真とってたら、こんな風でしたよ」
            
             とコック長は目をまるくして両手を広げてびっくりした様子を再現してくれました。
     
             ああ あ、今のジェスチャーでも撮れたら良かった、と思うような
             名演技でした。

            

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                    (ラダーの抜けた後の穴を船底から眺める)






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       難攻している最中は、五里霧中でも、
       成功した暁には、その霧がすっきりはれて晴れやかになるものです。

    
       帰るはずだったのに、もう次の妄想が湧いてきているように見えます。





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       「様子が分からないままやろうってんですからねえ、、。」
    
         (それは、私が言いたかった台詞です。)
   

    「又、次々計画があるんですよ、、」
             

    「といって、、これやったからって、 速くなるって保証は何もないんですけどねえ。」

     (でも、嬉しそうですね。)


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      帰る前に、大師匠が、新しいベンチをキャビンから出してきて見せてくれました。
      今回、舵の位置を変えるため、取り外したスターンの最後尾の座席の部分に、
      二枚の板が、はまるようになっていて、、取り外しができるのです。

      これは大師匠が作ってくれたもので、板も感触の良いきれいな色でしたし、
     、ぴったりと収まってそれは素敵なベンチでした。

      これから先、まだいろいろなものを作る予定なのだそうです。


      帰り際に、
      「ああ、今日も楽しゅう遊ばせてもろうた」 と言った大師匠の声は
      ニコニコ顔が発した満ち足りた響きでした。


    


      
    、
       

     

   

   

カリフラワー スパイラルロマネスコ [花]


     スーパーで買ったカリフラワーは、
     三角の山型になったかたいつぼみ(なのでしょうね。)がきれいに並んで
     全体も山のような形になっているのが面白く
     近くでゆっくり見ると、自分が小さくなってこの山を歩いているような気分がしてきました。

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     写真を撮ってから、ゆでようと小房を切り離していたら、
     ”星の王子様”の星に生えていたバオバブの木のことを思い出しました。

      こんな風に描かれていたわけではありませんでしたが、
      あの小さな星に木がたくさん生えたところを連想させられたのです。

      図らずも、食べる前にしっかり楽しみました。

国東半島 [雑記]

      二月の中ごろ
      対岸の国東半島がくっきりと見えて、とても近くに思えた日があった。
      ここまで近く思えるのは、一年のあいだでも数回あるかなしかだ。

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                                                 (水瀬島)
        時折雪ひらが舞うような、冷たさを我慢してシャッターを切りながら、
        こんな風に見えることと、この冷たさは関係があるのかなあ、、などと考えていた。

胡蝶蘭 [花]

     
       
        1週間出かけていて、帰ってきたら、
         出る前につぼみが膨らんできていた胡蝶蘭が、
         咲いていた。


      


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          時間はずっとつながっていたのに、
          ここを留守をしていたのだと、鮮やかに感じた。


冷たい川辺の散歩 [日誌]

     朝は粉雪も舞った寒い日の夕方、
     寒がりやの夫が、「どこか散歩したいね。」と言い出した。


     切り込んでくるような冷たい空気だった。

     じゃあ、温泉のそばの川辺を、歩いて、
     その後、すぐに温泉で暖ったまるっていうのはどう?

     ということで、コースが決まった。
     

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       いかにも雪を降らせそうな雲だね。

       と言ったのは、雪が降りそうに冷たかったからだろうけれど、
       歩いていたら、本当に、ちらちら雪が落ちてきた。








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      こんなところに川鵜がたくさん集まっていた。
         みんな同じ方向を向いている。
     





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       白っぽい色をしているのは、婚姻色とあった。





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        水の中にいた川鵜は飛沫をあげて、一斉に飛びたったが、

        空の上では、群れずにバラバラに飛んでいた。
        
        それぞれが旋回して、飛び回っている様子は、
      
        遊んでいるようにも見えた。
       







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     歩いているうちはまだしも、
     止まって、鳥を観察していたら、しんそこ冷えてきた。

     温泉がすぐ傍にあるから、こんな冷たい中で、
     冷え切るまで、悠長に眺めていられたのかもしれない。


     たっぷりのお湯につかった時の、満足感。

     寒さの厳しい日、「又、これやっても良いね。」
     
        

今日もヨット [ヨット]

  今日は、シーホースに3時半の集合でした。



  今日はあっちでコーヒーを飲ませてくれると言うから、
  行きましょう、とコック長が皆を誘って、シーホースの中に入りました。
  
  業者さんが来ていて、
  GPSなどの展示をしていました。
  

  ベランダで、暖かいおうどんと熱いお茶をよばれました。
  
作業をする前から、ゆったりとおしゃべりが始まって、
  なんだか順序ちがうなあ、と思いながらも
  寒が少しゆるんで、凪いでいる海を眺めていたら、
  ここには、とても良い時間が流れているという気持ちがしました。


  ゆっくりした後、作業開始です。

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        大師匠お手製の計器カバー 




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        静かで穏やかな海




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      細かな作業はいろいろ残っているけれど、
      主な調整は、海にでてから、試運転しながらと言う状態にまでなったようです。
      
      暮れそうになったので、一足お先に、帰る事にしました。

      駐車場に向かう時、空がとてもきれいな色に変わっていました。
     
      シーホースを出て振り返ると、
      やわらかい色合いに夕焼けた中にみんなの姿がみえたので、
      車を少しバックさせて、写真を撮りました。

      道路が少し高い位置をはしっているので、
      いつもとは違う角度から撮れました。

     




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          とろけてしまいそうな、色合いでした。





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ヨットの改造整備 寒い日 [ヨット]

   ヨットの改造作業が続いています。

   このところ、厳しい寒さも続いていますが、
   作業は着々と進められたようです。

   行かなかった間に、舵が後ろに移動していました。



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   舵を移動するために、外す必要のあったテーブルは、
   船体に留めてあるねじを外すのが、やりにくくて見ていても、とても大変そうでした。
   やっとねじが外れても、今度はコーキング剤が固くなって外れないのだろうか、、、とか
   一筋縄で行かなかったのです。
  
   次の週、ピーターの近間さんがのぞいてくださったら、
   あっという間に外れたそうです。


   それは、コロンブスの卵のような落ちだったとか。

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   今日は、”なんでそう思い込んだんだろう、、、”とそれが
   検証されていました。
   
   
   
   朝から作業をやろうという事になった、言いだしっぺの甲板長の姿がないので尋ねると、
   「どうも忘れちゃったみたいです。」とコック長がにこにこしています。
   
   あはは、、と笑ったあと、笑えない事に気がつきました。


 
   先週は、ちょっと遅れて来てみたら、誰もいないので、
   てっきり、自分は日にちを間違ったのだと思いこんで、すごすご帰ったのでした。
   それと言うのも、間違いがあまりに多いので、すぐ自分を疑う習性ができあがっているのです。

   みんなは、部品の買い物に出かけていたのだそうです。
   

  
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    「甲板見られたら、工具とかが置いてあったはずですよ。」




    ” おドジはブルーノートの伝統のようで。。。”   

    ” 良く沈みませんねえ!?。。。” とオーナー自らの発言です。

   

     おかげで、自分のようなおおドジが、のびのびやっていられますけれど。

   
 
   
   

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    ”風向表示板の表面にある透明アクリル?板に指示針が接触していることが判明し
    これを修理しなんとか動くようになっています” (コック長の報告メールより)


   改造作業となると、やれる事は、ほとんどないのですが、
   猫の手で道具を手渡したりしながら、気分だけは味わいました。


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   ”電装パネルを取り付け配線をチェックしエンジンの始動とデコンプの確認をしました
   これで一応セイリングできるようになりました” (コック長の報告メールより)

   。



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     夕方から降ると言っていた雨が、
     2時ごろからポツリポツリ落ちて来て、
     海も時化ていました。





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    3時頃には、解散になりました。
    

    たとえ寒い時化た日だろうと、
    ヨットの上にちょっとでも立つと嬉しいな、と思いながら帰りました。
   

  

電線のムクドリ [鳥]

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      一月の終わりごろ河川の近くの電線に群れて止っているムクドリを見た





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       鳥がたくさんいるところを見ると無条件に嬉しい。

      

       図鑑には、数千話の群れが黒雲のように見える、、とあった。

       


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